久しぶりにニューメキシコ州ロスアラモスへ行くことにしました。
ロスアラモスは、核研究施設があることで有名です。
初めてこの町を訪れたのは、1999年です。
その時は、山火事があり、前日はハイウェイも通行止めでした。
山のあちらこちらからまだ煙が上がっていて、真っ黒になった山をいくつも見た記憶があります。

いつもはサンタフェから山を登っていくのですが、今回は時間もあったのでゆっくり田舎の道を行きました。

ニューメキシコ州入り口。

ここは、標高8000ft(2400m)です。

川はメキシコとの国境を流れるリオ・グランデの上流です。


Black Hole(サープラス・ストアの名前)とオーナーのエドです。
ここへ来ると、まずカウンターのゲストブックに名前を書くように言われます。
(ロスアラモスには、世界中の観光客と研究者が訪れます。ゲストブックには世界中の名前と地名が書かれています)
そして、核に関するビデオとエドのレクチャーが約30分位あります。

エドは、昔ロスアラモスの核研究施設に勤めていたそうです。
レクチャーは辛口です。聞いてる人も結構意見を言います。
初めて来た時、日本人だというと核に関する話を延々とされました。
何度も行くと慣れるのですが、初めは少しびっくりでした。

しかし、今回来てみると元気そうに見えるのですが、娘さんの話では、エドはもう数週間の命とのことでした。
エドの写真を撮りました。エドは、「もう次に来た時はいないから、帽子を取った写真も撮ってほしい」と
ポケットからゴソゴソと櫛を出して髪を整えました。そして、もう一枚撮りました。

気分が悪くなったのか、この日は午前中でエドは帰ってしまいました。
エドのおきまりの核に関するレクチャーも1回きりでした。
(いつもは来る人、来る人捕まえてするのですが・・)

お店の入り口に書いてある言葉です。
「One bomb is too many」



町のはずれに小さな飛行場があります。

サンタフェの町まで下り坂です。

メキシコとの国境付近の検問所です。

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